
涼宮ハルヒが巻き起こす騒動にキョンをはじめとする残りのSOS団員や、
それに関係する人達が振り回されたりする非日常系学園ストーリー。
時系列的には3月中の出来事、「編集長★一直線!」・「ワンダリング・シャドウ」の中編二つが収録。
「編集長★一直線!」
<あらすじ>
<<三学期のある日のこと、「現在の文芸部に存在意義を見出すことができないので部室を引き払ってもらう。それがいやなら何か1つ文芸部として活動をしろ」と生徒会会長からの御達しにハルヒ達SOS団は皆で文集の原稿執筆をすることに――――。>>
ありそうでなかった生徒会長との対決。
でも、この話はあまり生徒会長と対決という感じはないんですが。
この生徒会長は長身・ハンサム・眼鏡・態度が尊大・カリスマ性とかいかにも生徒会長らしい感じ。
まあ、ハルヒがイメージしそうだからそういう感じになったんだが。
そして喜緑江美里再登場。はじめ見たときこんな人いたっけ?とか綺麗に忘れてたよ。
長門・みくるが書いた話は書いた人の心理というか願望とか入ってるな。
長門のは分かりにくいけど無題1・2で今までの自分の様子や気持ちを抽象的に表した感じか。
ていうか名前の由来もさりげなく書いてあったり。
無題3では、"上"に報告するのを古泉とみくるにまだこの時を楽しもうと止められてる、というか自分自身がこのままでいたいという気持ちの表れかな?
また、書いてる話を見ようとするキョンに、パソコンをずらして読ませないようにしている長門が可愛いんですが(*´Д`)
無表情の長門がこういう行動してる所を想像するだけでやばい。ここ挿絵にして欲しかったな。
キョンの書く恋愛(?)小説での謎解きは見もの。
※3・※4であれ、なんかおかしいな?とか思ったぐらいでオチには気付かなかった。
また、ハルヒの書いた『世界を大いに盛り上げるためのその一・明日に向かう方程式覚え書き』や鶴屋先輩の書いた『気の毒!少年Nの悲劇』が激しく読みたい。
ともかく、世界がどうのこうのとか超常現象はなく、SOS団メンバーや準メンバーになってる鶴屋・谷口・国木田・パソ部部長などみんなが楽しんでる感じであって(そうでない者もいるけど)楽しく読めた話だった。
「ワンダリング・シャドウ」
<あらすじ>
<<球技大会が終了し部室で古泉とオセロをしてる途中、同じクラスメイトの阪中から自宅の近くに幽霊が出るという噂があるので調べてほしい、という依頼にSOS団は調査に出ることに――――。>>
こっちは超常現象ばりばりでした。そして長門大活躍。
ここ数巻は長門の活躍多いなぁとか思ってたら、なんかそういう風にしてる存在がいるかもしれないとか、次巻で何か動きがありそうな予感が。
この話で来年もハルヒと一緒のクラスを望んだり、現実的な現実よりも超常現象が起きたりする現実のほうが好きだと言ってたりなどすっかりハルヒ色に染まったキョンの姿が。
うん、『消失』以降の吹っ切れたキョンは好きだな。カッコイイよ。
また、キョンに勉強を教えてるハルヒシーン描写して欲しかったな〜。
でも、巫女さん姿のみくるや体操服でへそだしハルヒの挿絵が入ってたから良いか(爆)。
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